つり船|仲間とチャーターする「仕立て」と他人と乗り合う「乗り合い」
釣り船と言うのは、遊漁船の事を言います。
遊漁船というのは、釣りをする人を乗せて、目的の魚が釣れるであろうポイントまで、船頭が連れて行ってくれます。
船頭の合図とともに釣り人は、仕掛けを海に投入します。
船頭がポイントまで連れて行ってくれるので、釣り初心者の人でも目的の魚がかかる可能性は高いです。
だったら、釣り初心者の人向けかというと、そうはいかないのが釣り船なんですよ。
それは、なぜかというと、釣り初心者の方は魚をかけることはできても周りの人に迷惑をかけないように釣り上げることができないから不向きなんです。
シロギスのような小さな魚なら、それほど引くことも無いでしょうから釣り初心者でも問題なく釣り船を利用することができるでしょう。
でも、マダイやワラサなど、強烈に引く魚は隣の人とお祭りしてしまう場合があるので、かけた魚を広範囲に走らせないようなコントロールができるようになってから釣り船を利用するようにすれば、何の問題も無くなります。
1.釣り船
釣り船は、船宿によって狙う魚が決まっています。
また、釣り船の予約には、仕立てというのと乗り合いという形態があります。
1-1.仕立て
仕立てというのは、仲間数人で1艘の船をチャーターすることを言います。
最低人数と最低金額が決まっていて、その金額は船宿によってまちまちです。
人数が1人増える毎に、1人分の人数が加算されます。
仕立ての場合は、皆仲間なので、釣り初心者の人が周りに迷惑をかけても、気心の知れた人たちなので、何の問題もありません。
釣り初心者の人がマダイやワラサ釣りをするには、絶好のチャンスです。
このような機会にめぐり会えるなら、初心者の人は多いに利用して、釣り船に慣れておいた方がいいと思います。
1-2.乗り合い
乗り合いというのは、1人幾らという金額が決まっており、その金額を払えば、誰でも乗りこむことができます。
しかし、知り合いがいない場合、周りはすべて知らない人なので、下手にお祭りでもさせようものなら怒ってくるお客さんも乗っています。
釣り初心者の人は、狙う対象魚にもよりますが、大物釣りは避けておいた方がいいでしょう。
とは言っても、周りに釣り仲間がいない場合、船を仕立てることが困難な場合は乗り合いに乗りこむしか手段が無いですよね。
そういう場合は、両隣の人には予め迷惑をかけるかもしれない旨を報告しておいて、手土産のひとつでも上げておけば、そうはうるさく言ってこないでしょう。
でも、毎回毎回お祭りになるようでは、流石に怒ってくるかもしれませんね。
早く、技術を磨いて周りに迷惑をかけないレベルになっていくしかないでしょう。
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