足漕ぎ シーカヤック|3km離れた沖合で並んで釣りをしました

昔、ゴムボートにスパンカーを張って沖釣りをしていると、すぐ傍にシーカヤックがやってきて、私たちのすぐ傍で釣りを始めたんです。

私たちは、ゴムボートと言いながらも、10馬力のエンジンが付いているので、岸から3km位離れている場所でしたが、数十分あればポイントまで到着することができます。

しかし、シーカヤックは人力なので、ここまで来るのに物凄く大変だったのではないかと思いました。

ところがですよ、海上に浮かぶシーカヤックは、アンカーも入れていないし、パドルで漕いでいる様子もなく、私たちのボートとある程度の距離をおいて、静止しているんですよ。

カヤック上の人は、一生懸命釣りをしているだけで、漕いでいる様子は観られません。

カヤックの後ろには、小さなスパンカーが付いており、私は思い切り感動したことを憶えています。

そのスパンカーは、50cm位の高さがあったでしょうか?

私たちと同じ方向を向いているので、スパンカーの役目はちゃんと果たしているんですよ。

でも、何で海上で静止していられるのかと思ったら、足漕ぎ用のフィンが海中に付いていたんです。

そう言われてみれば、確かに若干のコントロールを足元でやっているように見えました。

そのカヤックは、しばらく私たちと平行に付けて、釣りをしていましたが、そのうちどこかへ行ってしまいました。

移動する時は、手漕ぎボートのように必死で漕ぐわけではなく、軽い感じで足元を動かすと、優雅に海上をすべるように移動していきました。

あれいいな~!!

と思った私は、早速家に帰り、「足漕ぎのシーカヤック」で検索をかけてみたんです。

すると、ありました。

ミラージュドライブシステムというようで、足で漕ぐとペンギンの翼のようなフィンが左右に動き、カヤックが進む仕組みになっているんです。

シーカヤックでの釣りも、優雅に見えていいですね~。

煩わしいエンジン音もすることなく、シャコタンなので、海のすぐ上にいるような気がするでしょう。

海に溶け込んでいるという表現でいいのでしょうか?

自然と一体になっている感が堪らないだろうな~?

と、ちょっとうらやましくなりました。

しかし、あのカヤックで3km沖というのは、大分勇気がいる話です。

ひっくり返ったら、どうするのだろう?

と、心配になりました。

 

 

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