ツリ 専用竿｜対象魚がかかった時最大限に引きを楽しめる
私は最初、対象魚毎に市販されている釣り竿に、釣り具屋の金儲け主義以外の何ものも感じませんでした。
だから、私は、万能竿が１本あれば、それでさまざまな魚をある程度は狙えるので、若い頃は万能竿を好んで使っていました。
対象魚別に市販されている、専用竿なんか全く必要ないと思っていたんです。
だから、若い頃は、コンパクトロッドで、アジ・カワハギ・シロギス・カサゴと、何でも釣っていました。
船釣り用ロッドでは、マダイ・ワラサ・オニカサゴなど、１本あれば、大抵の釣りが事足りていたんです。
ところが、同じシロギスを釣るのでも、コンパクトロッドとシロギス専用のロッドとでは、全然釣っている感触が違うんですね。
専用ロッドの方が、シロギス釣りが数倍楽しくなるんですよ。
カワハギ釣りでは、１：９の極端な先調子の竿を使うので有名ですが、あれは先調子の方が素早く合わせることができるので、カワハギ釣りには向いているんですよね。
私は、最近めちゃくちゃ凝っている釣りに、ひとつテンヤマダイ釣りがあるのですが、ひとつテンヤマダイ専用の竿を購入してやっています。
その竿の凄さは、大真鯛がかかると手もとのバッドが物凄くしなるんですよ。
使っていて、最高に気持ちが良いんです。
専用竿は、それなりにどれも高価ですが、それだけ釣りが面白くなりますね。
狙った対象魚に合わせて、最大限の楽しさを表現させるために作られているからだと思います。
そのことを体験してから、竿はやっぱり目的の対象魚に合った竿が欲しくなるようになりました。
でも、そうなったのは自分でお金を稼ぐようになってからです。
それまでは、万能竿である程度の魚釣りが網羅できるような竿を使って、限られた予算内で釣りを楽しめばそれでいいのだと思います。
専用竿は、自分でお金を稼ぐようになったら揃えればいいんですよ！！