石鯛つり|コンパクトロッドでギンワサを上げようと思っていた

2018年9月6日

私が本格的に海釣りを始めたのは、

確か20代半ばくらいだったと思います。

 

きっかけは、中学校時代の同級生と

久々に再会し、彼が仲間内で船を

仕立てて、カサゴ釣りに行っている

情報を訊きつけてからです。

その同級生は、中学校時代に

釣りをするなどという話しは

訊いたことがなく、遊び仲間でも

無かったので、交流は全くありません

でした。

 

地元が一緒なので、街でたまたま

再会したんです。

 

あ、違った。

 

その友人と仲が良かった同級生と

呑み屋で偶然逢ったのが、きっかけ

だたんです。

 

その友人が、「○○と毎年カサゴ釣り

で船を仕立てて、1泊で旅行に行っている」

という、話しを聞いて再会したんでした。

 

私は、当時毎晩のように酒を呑み、釣り

とは全くかけ離れたところで遊び呆けて

いました。

 

しかし、舌は肥えていて、酒の肴にうまい

ものが食べたいというところで、一揆に

カサゴ釣りの仲間に入りたいと思いました。

 

それで、仲間に入れてもらえるようにかけあった

のが、再会するきっかけとなったんです。

 

久々に再会してみると、彼はバスプロに

なっていました。

 

カサゴ釣りは、10名弱で毎年船を仕立てて

たくさん良型のカサゴやメバル、カイワリなど

が釣れて、それがまた釣れたてなので物凄く

美味しいんです。

 

ある時は、釣りの対象魚が金時鯛になったり、

沖メバルになったりと、船頭のおすすめで

代わりました。

 

1度ワラサ狙いの時もありましたが、1人3尾ずつ

釣ることが出来て、とても楽しいひと時でした。

 

あれからもう、数十年が経ち、いつの間にか

それも無くなってしまいましたね。

 

でも、その後も同級生とは未だに一緒に

釣りに行っています。

 

私は、彼らと一緒にカサゴ釣りを始めた時、

全長2.1mのコンパクトロッドを3本購入

しました。

 

オモリの負荷が20号と30号です。

 

私は、そのコンパクトロッドがあれば、何でも

釣ることができると思い、購入したのですが、

1本三千円位で買えるコンパクトロッドでは

やはり限界がありましたね。

 

リールのドラグを調整すれば、例え30cmの

マダイといえども、楽勝で釣ることができると

思っていたんです。

 

ところが、私が熱海の先の手漕ぎボートで

釣りをした時に、キス釣り仕掛けに30cm超

のマダイがかかった時がありました。

 

場所の名前をど忘れしてしまいましたが、

手漕ぎボートで沖のイケスに結びながら

釣りをするところですよ。

 

平均すると、水深が40mくらいあるので、

ちょっとキス釣りをするには深すぎると

いうようなところです。

 

天秤仕掛けに青イソをつけていれば、

何かしら釣れるだろうと思いながら、

底を這わせていると、何かキスよりも

大きな魚がかかったんです。

 

私は、スピニングリールのドラグを普段から

調整しているので、物凄い勢いでドラグ

が効いて、糸が数メートル出て行ったん

です。

 

しかし、ドラグ性能は安ものなので、ギー

ギーという感じでうまい具合には出て行って

くれません。

 

そんな状態で、15分位格闘した末に、

要約30cmオーバーのマダイを釣り上げる

ことができたのですが、私はその時コンパクト

ロッドの限界を感じました。

 

当時、私はコンパクトロッドでボート釣りで

石鯛を釣ろうと思っていて、石鯛用に両軸リール

を買い揃えていました。

 

ボート釣り入門という本は、ボート釣りをする

人なら誰もが1度は買ったことがあるのではないか

と言う位、人気の海釣り雑誌です。

 

そこに、ボートの石鯛釣りの記事が書かれていた

んです。

 

ボートで、50cm、60cmオーバーの石鯛を

釣りあげているという記事でした。

 

それをオモリ負荷30号のコンパクトロッドで

釣りあげようとしていたんです。

 

私は完全に、海の魚の引きを舐めていました。

 

コンパクトロッドで、石鯛をかけたことがある

わけではないですが、恐らくかかった瞬間に

のされてしまうだろうと思います。

 

それほど、海の魚の引きは凄いです。

 

 

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Posted by ponkotukaicyou