テンカラ釣り|以前からやってみたいつり
先週の土曜日、「THEフィッシング」では、テンカラ釣りが紹介されていました。
テンカラ釣りは、私も以前やりたかった釣りのひとつでした。
もう、何十年も前になりますが、「釣りキチ三平」にテンカラ釣りのお話を読んだ時にそう思いました。
テンカラ釣りは、竿と仕掛けと毛バリだけのとてもシンプルな釣りで、仕掛けにはオモリを付けず、道糸の重さだけで毛バリを遠くまで飛ばすという、フライフィッシングにも似た釣り方です。
今ならテレビでも、テンカラ釣りを確認することができますが、当時は「釣りキチ三平」と、釣り雑誌しか確認するものがありませんでした。
だから、テンカラ釣りのイメージがフライフィッシングのリールなしバージョンだとわかったのは、ほぼ昨日の「THEフィッシング」だったんです。
当時は、テンカラ釣りに使うラインですが、馬の尾っぽを使っていたんです。
その時点で、小学生だった私は、テンカラ釣りを断念せざるを得なかったんです。
とてもではありませんが、月のお小遣いが数千円の小学生に買える代物ではないと思ってしまいました。
それでなくとも、他にへらぶな釣りやルアー釣りに手を出していたので、そっちの方で手いっぱいでした。
誕生日のプレゼントやクリスマスプレゼントに、親からへら竿やルアー竿、リール等を買ってもらいながら、コツコツと道具を増やしていった身分では、テンカラ釣りまで手を伸ばす手段はなかったんです。
それに、小学生の分際で、テンカラ釣りはちょっと渋すぎます。
そういうわけで、テンカラ釣りとは疎遠になってしまいましたが、一昨日のテレビを観て、テンカラ釣りのラインはフライフィッシングで使うようなラインを使っているのだということが確認できました。
テンカラ釣りというのは、昔ながらの釣り方で純和風に拘るのではないかと思った手前、蛍光色に輝くラインを見た時は、正直拍子抜けをしてしまいました。
しかし、純和風に拘っているよりも、テンカラ釣りをフライフィッシング感覚に近づけた方が、若いアングラーの目を向けさせる効果は増大だと思います。
渓流釣りでのフライフィッシングは、遠くに飛ばす訳でもないので、むしろ見苦しさを感じます。
そういう意味では、テンカラ釣りの方が、とてもスマートに思えますね。
あれから随分と時間が経ちましたが、今からでも遅くは無いので、テンカラ釣りでも始めようか?と思っている次第です。
ラインもフライのような化繊のラインを使っているのでしょうから。
でも、最近では熊の出没が怖いですね。
渓流釣りをする時は、熊には注意が必要です。
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