つり

2018年9月5日

釣りに関して、新しいブログを開設したのですが、SEOのことばっかり考えてしまい、全然新しいブログの記事が書けません。

だから、気楽に以前のブログをこうして今更新しているところです。

SEOというのは、サーチエンジン最適化というようで、どうやったら書いた記事をより多くの方に見てもらえるか?

その構造を考えて、記事を書いていく仕組みのようです。

それで色々と考えていたところ、何も考えが浮かばずに時間だけが無駄に通り過ぎていきました。

なんでも、最近はネット上のデータがものすごい量になってきたようで、少しでもユーザのためになる記事を上位に表示させるために、大量の記事が誰の目にも触れずに右から左に受け流されているようなんです。

だから、私は率直に今の気持ちを書くことができる、昔から書いているブログで気楽に記事を書いている次第です。

改めて、釣りに関して、ユーザのためになる記事とはどういうものかを考えながら、記事を書き進めていこうと思っています。

ユーザが求める釣りの記事

改めて、「ユーザが釣りの記事に求めることは何なのか?」を考えた時、やっぱり狙った魚を如何に釣り上げるかを皆さん求めているのではないでしょうか?

「真鯛 釣り方」で検索をする人は、

真鯛の釣り方はどうすればいいのだろう?

真鯛釣りには、どのような道具が必要なんだろう?

仕掛けは、どのようなものを用意すればいいのだろう?

真鯛釣りのポイントは、どういうところを狙えばいいのだろう?

エサは、どのようなものが一番食いがいいのか?

等ではないかと思います。

まだ、真鯛釣りをやったことが無い人にとって、それらの情報がわかりやすく解説しているサイトがあれば、ユーザの人もきっと喜んでくれますよね!?

そうかといって、私が本当に人に自慢ができるような釣りって、振り返るとあまり無いんですよね。

少年時代に毎日通っていた小さな池の鯉釣り

強いてあげるとすれば、小学生時代に毎日のように通っていた、近所の池の釣り方です。

そこの池では、毎日釣り堀並みに、大きな鯉を何匹も釣り上げていましたよ!!

でも、そこの鯉はみんなが釣り堀に行って釣ってきた戦利品を放流しているので、早い話が釣れやすい鯉でした。

でも、それらの鯉だって、誰にでも釣れるというわけではなくて、私と同じように近所からたまに釣りに来る小学生は、ほとんど釣れませんでしたから。

何年もの間、その池で毎日のように釣りを続けていると、色々なおっさんや私と同じ小学生の仲間がどんどんどんどん増えてくるんです。

そして、その池では釣れる決め手はズバリ!!餌でした!!

年間を通して、オーソドックスに釣果が上がっていたのは、市販の配合餌の「スイミー」でした。

スイミーを振り込みができるギリギリの柔らかさにして、やればほぼ一発で、大体狙った鯉は釣ることができました。

おかげで、振り込みの技術は物凄く上達しました。

限界ギリギリまで水を含めた、すぐに溶ける餌を振り込めるという技術です。

この辺が、ちょっとやそっとの素人には、マネができないところだと思います。

この技術は、現在ではヘラブナ釣りに活かされています。

しかし、このエサに関しては、本当に不思議なことを目の当たりにしました。

というのは、毎日通っていた池の話の続きですが、ある日からスイミーでは全く釣れないという現象が起きたんです。

昨日までは入れ食い状態で釣れていた鯉が、今日は全く釣れないんですよ!!

それで、仲間内の一人が、その辺に落ちている食パンの耳をハリに刺して仕掛けを投入したところ、いきなり鯉が水面に浮かんでいる食パンに食いついてきたんです。

あれだけ「スイミー」に口を使わなかった鯉が、誰かが投入したパンの耳に一発で口を使ってきたのですから!!

みんなパンの耳を使って釣りを始めた

それを見て、みんな慌てて雀の餌用に置いてある、乾燥したパンの耳をハリにつけて仕掛けを投入したところ、一斉に鯉をかけ始めたんです。

5、6人は、同時にかけたのではなかったでしょうか?

私もその中の一人でした。

それを見ていた他の釣り人も、私たちと同じようにパンの耳をハリにつけて、仕掛けを投入するのですが、これがまた釣れないんですよ!!

実は、パンの耳を餌にした時は、重りで中途半端にパンの耳が沈んでしまうと、どういうわけか、鯉は餌を口にしなかったんです。

私たちの仲間は、みんな重りを外した仕掛けで、パンの耳を完全に水面に浮かせた状態で釣りをしていたんです。

そのことを他の釣り人は、気が付いていなかったから釣れなかったんです。

その池では、パンの耳だけではなく、赤虫でしか鯉が口を使わなかった期間もあったし、きじ(みみず)でしか釣れないという期間もありました。

小麦粉しか口を使わない期間もあったんです。

私たちは、常連連中の間で、それらの情報を共有していたので、的確にえさを変えて、釣り続けることができました。

この釣りで学んだこと

私は、子供時代の近所の池の釣りで、釣りには情報交換は大事だということを学びました。

鯉がいきなり、予想だにしないような餌しか口を使わなくなるということを学びました。

その違いは何なのか?

未だに皆目見当もつきません。

鯉が何を考えているかなんて、一生理解することはできないということを学びました。

示し合わせたように、急に昨日まで食っていた餌を今日から食わなくなるのですから。

パンの耳だって、たまたまそばに落ちていたものを、仲間が何を思ったのか?

それを餌にして釣ってみようという奇抜な発想だって、私にはまったく理解ができないことです。

私一人だったら、一生そんなこと見つけられるわけがありません。

赤虫情報だって、ミミズ情報だって、私には見つけられなかったことだらけです。

小麦粉情報は、私の同級生が発見して仲間内に広めた情報です。

その同級生は、釣りが素人で、延べ竿1本に小麦粉を餌にして、池に訪れてきたんです。

仕掛けは、駄菓子屋で売っている釣り仕掛けセットを使っていました。

私は、その同級生のそばに行き、おそらくベテラン風を吹かしているのではないかと思います。

おそらく、「小麦粉なんかじゃ釣れないよ!!」的なことも言っているのではないかと思います。

それが、いきなりそんな仕掛けで、40cm、50cmある鯉をいきなりかけたんですよ!!

勿論、彼は釣りの技術は素人だったので、釣り上げることはできませんでした。

だから、私が彼の竿を借りて、得意げに釣り上げて見せたんだろうと思います。

それ以来、彼はその池に毎日のようにやってきて、私たち常連組の仲間になったんです。

勿論、釣りの技術はみるみる上達し、通い始めた当初は真っ直ぐだった延べ竿も、毎日40cm~50cmの鯉を連発でかけることで、気が付いた時には物凄くひん曲がっていて、元に戻らなくなっていましたから!!

釣りというのは、魚は何を考えているのかはわかりません。

しかし、大体の傾向はあります。

始めてやる釣りや始めていく場所では、その釣り場の情報というのが一番重要だと考えます。

同じ魚種でも、棲んでいる場所によっては、全然傾向が違うなどということは当たり前のことなんです。

最低限、オーソドックスな餌は用意して、後はどれだけ地元情報が入手できるかで、大幅に釣果は変わってくると思います。

如何に信頼できる情報源を確保できるかということが、その後の釣果を左右すると言っても過言ではないと思います。

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