つり竿 選び方|軽さ重視で選びます
私は、小学校1年生の頃、初めて自分の竿というものを手にしました。
長さが3.6mの振り出しのへら竿です。
シロギス釣りの竿も父親に買ってもらったことはありましたが、それは普段父親が管理していたので、自分の竿という気がしませんでした。
それが今回は、誕生日のプレゼントという名目で買ってもらった自分で管理するへら竿でした。
私の父親は、淡水の釣りは殆どやっていなかったので、私のへら竿までは管理する気が無かったのだと思います。
私にとって、初めての自己管理ができる、本当のマイロッドでした。
私の家の近所には、釣りができる公園がありました。
そこで、そのへら竿で、殆ど毎日釣りをしていました。
私が買ってもらったへら竿は、確かダイワのへら竿だったと思うのですが、3.6mの長さだと真ん中にある鯉の大群の場所まで届かなかったんです。
4.5m位の長さがあれば、大群まで仕掛けが届くので、殆どの人が4.5m位の竿を使用していました。
当時は、すぐ足元に鯉が潜んでいることも知らず、真ん中の見える魚まで届かないと鯉は釣れないと思っていましたから。
この数年後には、足元に鯉が潜んでいるということを知り、1mの竿でコイを狙い始めるのですが、当時は長い竿が欲しくて再び誕生日プレゼントに4.5mのへら竿をお願いしたんです。
それで長尺のへら竿をかってもらったのですが、自分で選んだ竿ではなく、父親がどこかの釣り道具で買って来た4.8mのへら竿だったんです。
4.8mあれば、確かに充分に真ん中のコイの大群まで仕掛けを投入することができました。
でも、それを使用しているのは、小学校3年生の時の私です。
竿が重すぎて、仕掛けを真ん中に投入するのも一苦労です。
体全身を使い、何回も失敗をしながら、真ん中めがけて仕掛けを投入していました。
当時は、カーボンロッドなんか未だ無かった時代で、グラスファイバーが主流でした。
4.5mの竿と言うのは、私が小学校3年生の時に、5年生の先輩が使用していた4.5mの竿を使わせてもらったことがあり、それでこのメーカーの4.5mの竿だったら私が持っても、それほど苦にならないということを確信していたので、父親にメーカーと長さを伝えてこれが欲しいとねだったものだったんです。
ところが、父親は何を考えたのか、私が要求したものとは違うメーカーの物凄く重い、長さも余計な竿を購入してきたんです。
私は、その竿を何とか物に出来るように、手首に竿尻を引っかけるタイプのバンドなどをハメながら使用していましたが、使い勝手は最悪でした。
その後、その釣り竿は滅多に使わなくなってしまいました。
このことがきっかけになり、私は釣り竿を選ぶ際は、まず軽さ重視で選ぶようになりました。
釣り竿は、今でも軽いに越したことが無いと思っています。
勿論、値段が高い、良い竿に越したことはありませんが、中でも軽さを重視で選んでいます。
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