スパンカー自作
ゴムボート釣りで使用するために、スパンカーを自作しました。
メインマスト
スパンカーのメインマストは、スケルトンに使用しているアルミパイプです。
長さも2mで、宅配で持ってきてもらえる最長の長さです。
ブーム
ブームというのは、帆の下側などを支える横棒のことです。
メインマストとブームの連結
スパンカーを自作するうえで、皆さんが苦労されることは、メインマストとブームの連結部分です。
ドアの蝶番を利用したり、する方も結構います。
ですが、要はメインマストに対して、ブームが上下左右に自在に動くようにすれば、それでいいんです。
私は、このようにしています。
画像では、ブームが1本しか見えませんが、重なっている状態で、向こう側に同じものがもう1本並んでいるイメージです。
ひとつのマルカンに3つのアイボルトが連結されています。
アイボルトを留めているナットは、緩みにくいナイロンナットを使用しています。
メインマストのナイロンナットは、緩まないようにワザと完全には締めていません。
常に緩々な状態です。
メインマストとブームの連結する位置
注意をしなければならないのが、メインマストとブームの連結する位置です。
その理由は、ブームの位置が低すぎると、船外機をチルトアップした時に、ぶつかってしまうからです。
何かしらの理由で、船外機をチルトアップしなければならない事象が発生した時、
チルトアップできないと、何かと不都合が生じます。
だから、メインマストとブームの連結する位置には、気を付けましょう。
クラムクリート
クラムクリートとは、ロープを固定するための器具です。
私が作ったスパンカーは、すべてこのクラムクリートを使用しています。
- ガフを吊り上げるロープ1個(ガフとは、帆の上辺を支える斜めの横方向の棒)
- ブームを吊るロープ1個
- ブームの開閉用ロープ1個(ブームの開き幅を調整する)
- ブームの位置調整用ロープ2個(ブームの左右の位置を調整する)
カムクリート
以前、私はガフを吊り上げるロープとブームを吊るロープを固定するのに、
このタイプのカムクリートを使用していました。
しかし、このタイプのカムクリートは、輪っかの中にロープを通さなければならないんです。
そのため、ロープの端を結ぶことができませんでした。
ロープというのは、結ばないとほどけてしまいます。
だから、ほどけないように端を結ぶ必要があるんです。
なので、端を結んでいても固定することができる、クラムクリートに変えたという経緯があります。
帆
スパンカーの生地は、防水ハイパロンコーティングのものを使用しています。
帆はピンと張る
自作する上で気を付けなければいけないことは、帆がピンと張っていなければ、効果が薄れるということです。
たまに見かけませんか?
帆がたるんたるんに弛んだ、自作のスパンカーを。
あれでは、折角風を受けても、風に対する反応が鈍くなってしまいます。
帆は、ピンと張るように自作します。
スパンカーの仕組み
スパンカーは、風の強さによって、帆の開き具合を変えられるような仕組みになっています。

私が自作したスパンカーでも、3つのクラムクリートによって、帆の幅を変えたり、帆の向きを左にしたり、右にしたりすることができます。
帆の幅の広げ方
画像の3つあるクラムクリートの真ん中が、帆の幅を変えるロープを止めているクラムクリートです。
真ん中のクラムクリートのロープと、向かって右側のロープをクラムクリートからはずします。
このスパンカーでは、帆の幅を変えるクラムクリートが向かって左側のブームの下に位置しているので、向かって右側のロープをはずします。
向かって右のロープを引っ張ると、右側の帆が右側に大きく移動し、それと同時に帆の幅も広がります。
希望の幅に帆を広げたら、真ん中のクラムクリートに帆の幅を決めるロープを止めます。
帆は、右側に大きく寄っているので、真ん中に位置するためには、向かって左側のロープを外し、左右のロープで真ん中に来る位置に調整し、位置が決まったら、左右のクラムクリートにそれぞれロープを止めます。
帆の幅の狭め方
真ん中のクラムクリートのロープと、向かって右側のロープをクラムクリートからはずします。
帆の幅を決めるロープを引っ張ると、右側の帆が移動して、帆の幅はどんどん狭まります。
希望の幅に帆が狭まったら、真ん中のクラムクリートに帆の幅を決めるロープを止めます。
帆は、左側に大きく寄っているので、真ん中に位置するためには、左のロープを外し、左右のロープで真ん中に来る位置に調整し、位置が決まったら、左右のクラムクリートにそれぞれロープを止めます。
スパンカー使用時の注意
移動の際に、スパンカーを広げた状態でボートを移動しようとすると、スパンカーが風を受けてしまい、中々スピードが出ません。
私は過去に、そのような状態でボートを移動させようとして、大きな波に乗ってしまい、思い切り縦にジャンプしたことがあります。
その後、ボートは思い切り海面に叩きつけられて、同乗者と2人で驚いた経験があります。
ボートを移動する際は、必ずスパンカーを窄めて(すぼめて)から移動するように心がけましょう。
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他にも、ゴムボートでスパンカーの流し釣りを可能にするための艤装はたくさんあります。



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