つり 仕掛け|几帳面にこだわらずアバウトに自作する
私は、釣りの重要ポイントは「ポイント・エサ・釣り方」だと、お話をさせていただきました。
勿論、釣りの仕掛けというのも、とても重要なポイントだと思います。
でも、釣りの仕掛けと言うのは、釣り具屋さんで購入することも可能です。
何の知識が無くても釣り方さえ説明できれば、購入することができてしまうんです。
しかも、釣りの仕掛けというのは、ある程度決まった形はありますが、決して同じではないんです。
釣り具メーカーによってもバラバラだし、極端な話し、ハリと糸が付いていれば、それだけでも釣りはできるんですよ。
でも、釣りの仕掛けを自作したいと言う人もたくさんいるでしょう。
その時は、参考にしたい「釣り仕掛け集」みたいなものが必要ですよね?
ただ、気をつけなければいけないことが、殆どの「釣り仕掛け集」はアバウトな表現をしています。
例えば、ハリスの長さを現わす時、「10cm~15cm」というような表現を見かける時があると思います。
釣り初心者の人がそれを見た時、どう思うでしょう?
10cmにしようか、15cmにしようか、悩むのではないでしょうか?
「10cm~15cm」というのは、「これぐらいの長さならいいですよ」ということを現わしているので、だったら釣り初心者の方が迷わないように、「15cm」と決めた表現にすれば良いと思うんですよ。
現に、私がヘラブナ釣りにハマっていた頃、同行していた几帳面な友人はたくさんのハリにハリスを結び、ご丁寧にチチワまで結んで、ハリケースに等間隔で並べていました。
全部ハリスの長さを合わせていて、1cmずれると作り直していました。
ハリスの長さなんか、1cmずれたところで、釣果に影響なんか無いですから。
時間の無駄以外の何ものでもありません。
釣りの仕掛けというものは、本当に適当で良いんですよ。
釣りに行った後、真水でまめに洗えば、1年位は使えます。
「釣り仕掛け集」にきっちりと合わせる必要はなく、参考程度に考えていれば良いんです。
ナイロンというものは、放っておいてもどんどんと劣化していくものなので、大事保存していても1年後、2年後には使えなくなっていくものなんです。
大切に保存していてもしょうがないんです。
極端な話、1回使ったら使い捨てというのが理想なんですよ。
ものを大切にするという気持ちも大切ですが、一番良い状態で釣りに臨むのなら、釣り仕掛けは新しいものが良いに決まっています。
私は、釣りの仕掛けを作る時は、「釣り具のポイント」のサイトを利用しています。
たくさんの仕掛けが載っているので、とても参考になると思いますよ。
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