「原点回帰“一つテンヤ釣法”で大型真鯛を狙い撃つ」を観て
ひとつテンヤマダイを動画で学ぼうと思い、「原点回帰“一つテンヤ釣法”で大型真鯛を狙い撃つ」を視聴。
釣り人は、田辺哲男(たなべ のりお)です。
やっぱり、田辺哲男は何をやってもうまいですね。
勉強になるところが、たくさんあります。
動画を観ながら、勉強になると思ったことを書いて行こうと思います。
時期:10月中旬
ポイント:落差のある背
上が20m、下が60、70m台まで落ちる。
田辺哲男曰く、
「1本の竿では無理だね。」
「テンヤの号数を、背に合わせて変えたいから。」
「竿を複数本出して、ローテーションしちゃった方がいいな」
テンヤがたくさん入っている3つのケースを前に、
1つ目、ディープ用(タングステンのカブラ8号・10号,テンヤ8号)
2つ目、中(テンヤ4.5号・5号・6号)
3つ目、下(テンヤ3号・3.5号・4号)
場所:山口県角島沖
田辺哲男がこの海域を選んだ理由:
「春に来た時に、8.88kgの大型マダイを連れたから」
「乗っ込みのシーズンで、水深は87mとか85mとか。」
「こんなに深いの?っていうようなところで上がった。」
「今回は、秋なのでもう少し浅場に上がって来ているであろう。」
「船長も、秋は大釣りがあると、言っていた。」
「もう1度秋チャレンジして、それを上回りたい。」
8.88kgの大型マダイを釣ったシーン
時期:2014年、春
「ボトムから10m上からアタリを取りながら落とす」
大真鯛をかけながら、
「落ち込みだったよ。」
道糸:PE0.6号
リーダー:フロロカーボン1.7号
再び、山口県角島沖の釣りに戻る
潮の流れに船を同調させるために、
パラシュートアンカーを投入。
「水深:39m」
エサは、生きエビ
気が付いたこと:田辺哲男のエサの付け方は独特。
最初に孫バリをエビの頭に刺しているように見える。
グルグル回して、孫バリのハリスの長さを調整。
その後に尾っぽから親バリに刺して、エサ付けを終えている。
付け終わった状態では、ハリ先が親バリと孫バリが逆を向き、
孫バリのハリ先も出ている。
右手中指で、サミングしながらテンヤを落とす。
糸フケを最小限に抑え、落下中のアタリを逃さない。
田辺哲男のイメージ
中層で食い止めるアタリもあるが、それは条件が良い時のアタリなので、かなり魚が上ずってないと出ないアタリ。
それよりも、底から5m位にいるマダイが、一緒になって追っていき、ボトムに着底した瞬間に食うのを狙う。
追い詰めた感バッチリ!!
そこで、パク。
白っぽいマダイを釣り上げ、「濁っているのかな?」
濁っていると、マダイは体色を白くするのか!!
めちゃめちゃ食いが良ければ、最初の着底で追って入って来るので、
そこまで食いは良くないのは確か。
その状況から、テンヤを4号から3.5号に変更。
底立ちがわかるようだったら、どんどんテンヤを軽くする。
3.5号で当たらないようだったら、3号まで試してみる。
マダイを1度かけたが、すぐにばれた。
その後も上げずに釣りを続けると、再びアタリ、見事にかけた。
40cm位のマダイを見事にゲット。
その後、クワクワが来たと言って、見事にマダイをかける。
クワクワとは、竿先がふわふわという感じといいつつ、指先を小さく3回わずかに動かした。
きっと、わずかに3回位竿先が動くのだろう。
開始1時間弱で、3枚のマダイをゲット。
田辺哲男式サミングの仕方
普通はスピニングは、こうじゃないと言って、人差指をスプールのへりにつけながら、仕掛けを落とす。
でも、それでは当たった時に合わせを入れられないので、田辺哲男は、中指の第一関節のところで、PEをかけながら仕掛けを落とす。
いつアタリが入っても、合わせることができる。
※常にスピニングのベールは上げた状態
何回合わせても、合わなかったら、そのまま釣りを続けている。
エサ取りが何回も当たって来て、合わせても、フッキングしない場合
田辺哲男のやり方は、テンヤをさらに軽くして、底を取らないで釣る。
底を取ると、物凄くエサ取りが当たって来るので、中層で勝負!!
まずは、テンヤのウェイト調整。
やっぱり、テンヤの色も影響するようだ!!
3号(11g)のテンヤをセレクト。
中層で勝負と言いつつも、3号のテンヤを着底している!!
エサ取りが食ってくるかの確認かな~?
それで、見事にマダイ(35cm位)ゲット!!
その後、潮が緩んで、アタリが遠のく。
潮が緩んだ時の田辺哲男の行動
次々とテンヤを交換。
色:赤金のテンヤ4号をセレクト。
赤金というのは、ド定番らしい!!
基本中の基本らしい!!
水深は、41m
見事にマダイをかける!!
濁りがドンドンと落ちて、食いが渋ったよう。
真っ白なマダイ(45cm位)をゲット!!
金赤にして、一応食ったけど、やっぱりミドリの方が正解かもしれないよう。
その後も、色は色々試すよう。
「これだけ濁っていると、視認させないとダメ。」と、白いマダイを観ながら、濁りを判断。
ぬるい合わせをすると、タイは口が硬いのでダメ。
私も過去にぬるい合わせで、超大型と思われるマダイをかけたけど、バラしてしまい、今でも後悔!!
恐らく、80cmはあったのではないかと、物凄く悔やまれる。
しっかり、上まで合わせきれるような合わせをしないとダメ。
人差指に引っかけながら、サミングをしながら人差指で合わせた。
マダイ、フッキング!!サイズアップ!!
どのタイミングでベールを戻しているのか?
間違えると、指が切れそうで怖い!!
見事に大真鯛ゲット!!
3kgに迫る!!
65cm位かな~?
自分の責任で色決めて、ウェイト決めて、今みたいに気持ちよく合わせが決まった時、これだぜ!!という嬉しさが出てくる。
って、ちょっと大袈裟!!
その後、快進撃!!
夕暮れまでアタリが途絶えることなし!!
初日終了!!
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