「原点回帰“一つテンヤ釣法”で大型真鯛を狙い撃つ」を観て

2015年3月12日

ひとつテンヤマダイを動画で学ぼうと思い、「原点回帰“一つテンヤ釣法”で大型真鯛を狙い撃つ」を視聴。

釣り人は、田辺哲男(たなべ のりお)です。

やっぱり、田辺哲男は何をやってもうまいですね。

勉強になるところが、たくさんあります。

動画を観ながら、勉強になると思ったことを書いて行こうと思います。

時期:10月中旬

ポイント:落差のある背

上が20m、下が60、70m台まで落ちる。

田辺哲男曰く、

「1本の竿では無理だね。」

「テンヤの号数を、背に合わせて変えたいから。」

「竿を複数本出して、ローテーションしちゃった方がいいな」

テンヤがたくさん入っている3つのケースを前に、

1つ目、ディープ用(タングステンのカブラ8号・10号,テンヤ8号)

2つ目、中(テンヤ4.5号・5号・6号)

3つ目、下(テンヤ3号・3.5号・4号)

場所:山口県角島沖

田辺哲男がこの海域を選んだ理由:

「春に来た時に、8.88kgの大型マダイを連れたから」

「乗っ込みのシーズンで、水深は87mとか85mとか。」

「こんなに深いの?っていうようなところで上がった。」

「今回は、秋なのでもう少し浅場に上がって来ているであろう。」

「船長も、秋は大釣りがあると、言っていた。」

「もう1度秋チャレンジして、それを上回りたい。」

8.88kgの大型マダイを釣ったシーン

時期:2014年、春

「ボトムから10m上からアタリを取りながら落とす」

大真鯛をかけながら、

「落ち込みだったよ。」

道糸:PE0.6号

リーダー:フロロカーボン1.7号

再び、山口県角島沖の釣りに戻る

潮の流れに船を同調させるために、

パラシュートアンカーを投入。

「水深:39m」

エサは、生きエビ

気が付いたこと:田辺哲男のエサの付け方は独特。

最初に孫バリをエビの頭に刺しているように見える。

グルグル回して、孫バリのハリスの長さを調整。

その後に尾っぽから親バリに刺して、エサ付けを終えている。

付け終わった状態では、ハリ先が親バリと孫バリが逆を向き、

孫バリのハリ先も出ている。

 

右手中指で、サミングしながらテンヤを落とす。

糸フケを最小限に抑え、落下中のアタリを逃さない。

田辺哲男のイメージ

中層で食い止めるアタリもあるが、それは条件が良い時のアタリなので、かなり魚が上ずってないと出ないアタリ。

それよりも、底から5m位にいるマダイが、一緒になって追っていき、ボトムに着底した瞬間に食うのを狙う。

追い詰めた感バッチリ!!

そこで、パク。

白っぽいマダイを釣り上げ、「濁っているのかな?」

濁っていると、マダイは体色を白くするのか!!

めちゃめちゃ食いが良ければ、最初の着底で追って入って来るので、

そこまで食いは良くないのは確か。

その状況から、テンヤを4号から3.5号に変更。

底立ちがわかるようだったら、どんどんテンヤを軽くする。

3.5号で当たらないようだったら、3号まで試してみる。

マダイを1度かけたが、すぐにばれた。

その後も上げずに釣りを続けると、再びアタリ、見事にかけた。

40cm位のマダイを見事にゲット。

その後、クワクワが来たと言って、見事にマダイをかける。

クワクワとは、竿先がふわふわという感じといいつつ、指先を小さく3回わずかに動かした。

きっと、わずかに3回位竿先が動くのだろう。

開始1時間弱で、3枚のマダイをゲット。

田辺哲男式サミングの仕方

普通はスピニングは、こうじゃないと言って、人差指をスプールのへりにつけながら、仕掛けを落とす。

でも、それでは当たった時に合わせを入れられないので、田辺哲男は、中指の第一関節のところで、PEをかけながら仕掛けを落とす。

いつアタリが入っても、合わせることができる。

※常にスピニングのベールは上げた状態

何回合わせても、合わなかったら、そのまま釣りを続けている。

エサ取りが何回も当たって来て、合わせても、フッキングしない場合

田辺哲男のやり方は、テンヤをさらに軽くして、底を取らないで釣る。

底を取ると、物凄くエサ取りが当たって来るので、中層で勝負!!

 

まずは、テンヤのウェイト調整。

やっぱり、テンヤの色も影響するようだ!!

3号(11g)のテンヤをセレクト。

 

中層で勝負と言いつつも、3号のテンヤを着底している!!

エサ取りが食ってくるかの確認かな~?

それで、見事にマダイ(35cm位)ゲット!!

 

その後、潮が緩んで、アタリが遠のく。

潮が緩んだ時の田辺哲男の行動

次々とテンヤを交換。

色:赤金のテンヤ4号をセレクト。

赤金というのは、ド定番らしい!!

基本中の基本らしい!!

水深は、41m

見事にマダイをかける!!

濁りがドンドンと落ちて、食いが渋ったよう。

真っ白なマダイ(45cm位)をゲット!!

金赤にして、一応食ったけど、やっぱりミドリの方が正解かもしれないよう。

その後も、色は色々試すよう。

「これだけ濁っていると、視認させないとダメ。」と、白いマダイを観ながら、濁りを判断。

ぬるい合わせをすると、タイは口が硬いのでダメ。

私も過去にぬるい合わせで、超大型と思われるマダイをかけたけど、バラしてしまい、今でも後悔!!

恐らく、80cmはあったのではないかと、物凄く悔やまれる。

しっかり、上まで合わせきれるような合わせをしないとダメ。

 

人差指に引っかけながら、サミングをしながら人差指で合わせた。

マダイ、フッキング!!サイズアップ!!

どのタイミングでベールを戻しているのか?

間違えると、指が切れそうで怖い!!

見事に大真鯛ゲット!!

3kgに迫る!!

65cm位かな~?

自分の責任で色決めて、ウェイト決めて、今みたいに気持ちよく合わせが決まった時、これだぜ!!という嬉しさが出てくる。

って、ちょっと大袈裟!!

 

その後、快進撃!!

夕暮れまでアタリが途絶えることなし!!

初日終了!!

 

>>「原点回帰“一つテンヤ釣法”で大型真鯛を狙い撃つ2日目」を観てに続く

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