クロダイ釣り｜必要以上のハリスを使うことをどう思います？
クロダイ釣りは、「クロダイは目が良いから、ハリスを細くしないと釣れない」と訊いたことはありませんか？
私は、幼少の頃、父親からそのような話を訊いたことがあったと記憶しています。
普段、私がクロダイのウキフカセ釣りをやる場合、やっぱりハリスは１号ないし、１．５号を使用しています。
でも、実はそのように細いハリスを使用しなくても、クロダイは釣れるようですよ。
エド山口さんは、２．５号のハリスで８尾ものクロダイを釣ったことがあるそうです。
私がクロダイ釣りに１号ないし１．５号のハリスを使う理由は、やはり入門書に書いてあったことを鵜呑みにしているからに過ぎず、そこにも「クロダイは目が良いので、細めのハリスを使用する」旨のことが書かれていました。
でも、エド山口さんは、細くなくても釣れるということを証明しています。
確かに誰もクロダイの目になって考えることができないので、細いハリスじゃないと釣れないことを証明した人は誰もいません。
想像に則って、勝手に講釈を垂れているに過ぎないのだと思います。
でも、だったら今から「クロダイ釣りをやるのに、２．５号のハリスを使うようにしよう！！」とは思いません。
私は、釣りは何の釣りをやるんでも、ライトタックルというものが好きなんですよ。
必要以上の仕掛けを使うのは好きではなく、最小限の強度の仕掛けでやるのが、釣りの醍醐味だと思っています。
以前、ヤフーがやっていた、釣りの掲示板（今でもあるかも？）で、何釣りかは忘れましたが、ハリスが２号位で充分な釣りで４号のハリスを使っている人がいました。
その人曰く、ハリスが切れてバレルリスクを考えて、必要以上に太いハリスを使うことを勧めていました。
確かに、一理あるとは思います。
しかし、「釣りは、漁じゃないんだから！！」と、私はその人の記事を読んだ時にそう思いました。
外道にサバが来て、ハリスが縮れてしまうので、対策に２号を使うというのなら、それはそれでわかります。
でも、そうではなかったら、クロダイ釣りなら細ハリスで、リールのドラグやレバーを利用して、後は自分の技術でカバーをすると言ったスタンスで、望みたいと思います。