鮎釣り|つり経験者でも初めての鮎は1人では無理
初めて鮎釣りに行った時、前日パチンコで10万円出たんです。
それも、500円で。
明日鮎釣りに行こうと言う時だったのですが、私は鮎竿を購入しなければ持っていなかったので、鮎釣りに誘ってくれた人と一緒にアユ竿を買いに行く約束をしたんです。
そうしたら、今パチンコをしているので、パチンコ屋に来いと言われました。
パチンコ屋に到着すると、その人はそれほど出ている訳でもなく、2箱位積んでいる状態でした。
ただ待っていても、面白くないので、私は空いている台に座り、パチンコを始めました。
すると、その人が、「その台は出ないから、こっちの台の方がいいぞ!!」と言ってきました。
私は、「じゃあ、500円だけここでやってからそっちに移動します。」と言って、その台でパチンコを続けたんです。
そうしたら、リーチが来て、スーパーリーチに発展し、見事にフィーバーしたんです。
それからというもの、その台は大爆発をして、気がつけば10万円そこそこになっていました。
私は、アユ竿代をたった500円で稼いでしまったんです。
正味、3時間位経ってからその人と一緒に、歩いて釣り道具屋に向かいました。
そこで私はビックリしたのですが、アユ竿って物凄く高いんですよ。
大体どれも5万以上はするんですよ。
私は、アユ竿は今後も使うことがあるだろうと思ったので、購入自体に抵抗はこれっぽっちもありませんでした。
約6万円弱でアユ竿を購入し、おとり缶と足袋は一緒に同行する人が、買ってくれました。
季節は夏だったので、ウェーダーは用意しませんでした。
海水パンツで凌ごうと思っていたので。
無事に最低限の釣り道具を揃えて、一緒に行く人の車の中に荷物を全部入れておいてもらいました。
すると、今度はその人の愛人が私の財布には、残りの余分な4万円が入っていることを知っています。
飲みに行こうと誘ってきました。
私は、なすがまま、その愛人の誘いを受け入れて、4件のお店をハシゴしました。
その愛人とは、しょっちゅう一緒に飲み歩いており、いつものことでした。
パチンコ屋にいる時も、一緒に隣でやっていたので、私が500円で10万円勝ったということを知っていたんです。
それで、凄いことは、きっちりと残りの4万円を使いきって、彼女は帰って行ったんです。
私も1度自宅に帰り、次の日朝4時に、一緒に行く人の家に車で向かいました。
未だ酔いも抜けないうちに、その人の車と交代し、私の車はその人の駐車場に停めて、私の運転で相模川まで向かいました。
すると、そこには鮎釣り名人の先輩と言う人がいて、今回鮎釣りのノウハウを色々と教えてくれたんです。
まず、オトリを買いにお店に向かいました。
私と連れは、初めてだからという理由で、5匹ずつオトリを購入し、名人は2匹のオトリを購入していました。
オトリ入れという、クーラーみたいなものがあるのですが、その時初めて、その存在を知りました。
仕掛けもオトリも全て、名人が購入してくれました。
そして、昨日購入したばかりのアユ竿の穂先を見てみると、チチワを結ぶリリアンがついていないんですよ。
私は、そのような穂先を初めて観たのですが、後に「メタカラマン」というものだということがわかりました。
そんなの1人では、全然仕掛けも穂先につけることができませんでしたよ。
全部名人にやってもらいました。
仕掛けも市販の仕掛けは、途中竿の長さに仕掛けを合わせるようにできていましたが、それだってわかりませんでした。
オトリをつければ、釣りができる状態にまで名人にしてもらってから、私と連れはオトリを付けて釣りを開始したんです。
オトリ自体をつける作業は、それほど困難ではなかったのですが、オトリを泳がせる時、どうしてもオトリを引いてしまうんですよ。
その結果、オトリはすぐに弱ってしまい、結局、鮎にお目にかかれることはありませんでした。
当時は、全体的に鮎が上がっていない状況で、あちこちで鮎が釣れないと言われていた時期でもありました。
どの位釣りをしていたかは記憶にないのですが、私は2日酔いの中、よく釣りを頑張ったと思いました。
その時は、どこかで大雨洪水注意報が発令されて、みるみる水位が上昇してきたのを憶えています。
慣れない人間が川に入って釣りをするのは、水位は膝下が限界で、膝を越えると物凄く歩くことが困難であるということがわかりました。
私は、2日酔いの状態で釣りをしていたので、何が何だかよくわかりませんでした。
折角買った、アユ竿もその時無くしてしまい、どこにいったのかさっぱりわかりません。
それ以来、1回も鮎釣りはやっていません。
ちなみに、その時の釣果は名人が7匹くらい釣ったと思います。
私たち2人は、完全坊主でした。
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