ツリの楽しみ・面白さ|同行者には是非釣ってもらいたい船頭の気持ち
釣りは、何が楽しくて面白いのでしょうか?
私は、釣りの楽しさを振りかえった場合、思い浮かぶのは、
・手に感じる心地よいアタリ
・ウキにアタリが現れた瞬間
・魚がかかった時の魚とのやりとり
・釣った後、他の釣り人に獲物を見せ合う歓び
・釣った後、家に帰ってから食べる楽しみ
・同乗者に美味しい魚を釣ってもらう歓び
などが思い浮かびました。
・手に感じる心地よいアタリ
ハゼやキス、メゴチ、カワハギ、イカ釣り全般、カサゴ等、脈釣りで行う釣りは、アタリを穂先や手元のブルブルで感じながら取ります。
あの瞬間が堪らないんですよ。
自分が釣り始めたポイントで、自分が準備した餌と仕掛けに対象魚が反応してくれたという歓びも、そこにはあるのだと思います。
・ウキにアタリが現れた瞬間
へらウキに現れる微妙なアタリ、磯釣りで消し込む円錐ウキのアタリ、クチボソ釣りでツンツンする、トウガラシウキのアタリなど、ウキに現れる対象魚のアタリは、どれも何とも言えない興奮を憶えさせてくれます。
一揆にアドレナリンが吹き出す瞬間ですね。
でも、頻繁に訪れる、クチボソのツンツンアタリでは、それほどアドレナリンは分泌しないかも!?
・魚がかかった時の魚とのやりとり
ウキ釣りにしろ、脈釣りにしろ、アタリを取ることができれば、魚がハリにかかり心地よい振動が竿先から手元に伝わってきます。
この時の感動は、如何に魚をバラさなように釣り上げるかという歓びがあります。
それには、対象魚に対するリールのドラグ調整だったり、竿の操り方、対象魚には細すぎる仕掛けで如何に釣り上げるかという歓びがあります。
これは、自己満足の世界なのですが、歓びのあまり他人にも公言してしまうかも!?
釣り人同士の呑み会の席では、明らかに公言するでしょうね。
釣りのことをわかっている同志との呑み会なので、盛り上がりは必至でしょう。
・釣った後、他の釣り人に獲物を見せ合う歓び
自慢できる釣果が上がれば、他の釣り人に見せたいという心境は当然あります。
しかし、最近のへらぶな釣り等は、フラシの使用は完全に中止なので、以前に比べて楽しさは激減しました。
でも、それは、魚を保護するうえでは致し方ないことですが、釣り自体の楽しみが1つ無くなったという事実は明らかです。
何か釣ったへらぶなを、片っ端から画像に収めるような仕組みを考えれば、また楽しみが増えてくるかも知れませんね!?
インチキができないように、同じ魚は撮ることができないような仕組みを作り、人にも釣った魚は譲ることができないという、不正を徹底することができれば、へらぶな釣りファンもまた増えて来るのではないですか?
私が最近、ヘラブナ釣りをしなくなった理由のひとつに、フラシに入れなくなったということは、大いに影響していますから。
きっと、私と同じように考えている方も、結構多いと思うんですよ。
キャッチアンドリリースと言って、魚にやさしい釣りと言うのは大いに結構ですが、それって自己満足の世界の何物でもないじゃないですか!?
それで満足ができればそれでいいですが、自慢しいの釣り人が果たしてそれで満足できるのはどれぐらいの割合なのでしょうか?
恐らく、殆どの人が満足出来ないでいるのだと思いますよ!!
・釣った後、家に帰ってから食べる楽しみ
私は、最近もっぱら、釣りには新鮮な高級魚を求めるようになりました。
酒の肴の美味しい中てを食べるのが、本当に楽しみなんですよ。
魚釣り師の特権は、何と言っても新鮮な魚が食べられると言うことに尽きるのではないでしょうか?
その釣り人だけの特権を、大いに謳歌しない手はないですからね~。
それがまた、市場価値の高い魚なら言うこと無しです。
でも、庶民的なアジだって、釣れたては本当に美味しいんですよ。
脂が載った金アジだったら、これはもう最高です。
・同乗者に美味しい魚を釣ってもらう歓び
最期に思いついたのが、マイボートで同乗者に美味しい魚を釣ってもらう歓びということがありました。
これはある意味、「私と一緒に釣りに行けば、これだけの高級魚がいとも簡単に釣れるポイントに案内できるんだよ!!」という、自慢があるんですよ。
それには、同乗者に対象魚を釣らせなければならないんです。
できるだけ、ポイント情報を把握して、目的の魚を確実に釣らせる以外方法はないんです。
そのことが、ある意味、私のそこでの釣りの励みでもあるんです。
同乗者が魚好きだったりすると、私の歓びもさらにパワーアップします。
何が何でも、同乗者に釣らせたいという気持ちがわき起こるんですよ。
綺麗事でも何でもありません。
ともかく、同乗者には対象魚を釣って欲しいです。
自分のことは、二の次です。
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