ゴムボート釣りの艤装
ゴムボートは、艤装をすることにより、殆どの釣り道具をチューブの上に載せることができるようになります。
その結果、足元には殆ど釣り道具が無い状態で、ゆったりと釣りを楽しむことができるようになるんです。
ゴムボートは使えるスペースが狭い
そもそも、ゴムボートというものは、船体自体はとても大きく感じますが、殆どがチューブの大きさです。
乗船時に使えるスペースは、物凄く狭いです。
乗船者がクーラーとフィッシングバックを積み込めば、2人分でたちまち足の踏み場が無くなってしまいます。
足の踏み場が無いということは、意外にストレスが溜まるものです。
折角、周りに誰もいないようなところで、都会の雑踏を忘れ、ストレスが発散できるような場所に来ているのに、逆にストレスが溜まってしまっては元も子もありません。
ゆったりとした環境で、ゆっくりとフィッシングを楽しみたいじゃないですか!!
ゴムボートは偽装で最適なフィッシングボートに大変身
ゴムボートは、艤装をすることにより、最強なフィッシングボートへと変身をします。
フィッシングの為の艤装のやりがいがあるボートなんです。
スパンカー、デッドスロー装置、表差し舵の組み合わせで、流しつりも可能だし、たくさんの荷物を装備できるので、状況に合わせてつり方を変えることも可能です。
イレギュラーな潮と風の時、船団に混ざって流しつりをする場合、船団とは別の方向に流れてしまうことがあります。
そのような時は、スパンカーとハンドコンの組み合わせで微調整をして、イレギュラーに流れてしまうゴムボートを他の船団に合わせることが可能です。
ひとつテンヤの流しつりの場合は、パラシュートアンカーの方が有利だと思うので、そういう時はパラシュートアンカーに切り替えます。
勿論、アンカーも常備しているので、1箇所に留まってつりを楽しむこともできます。
ゴムボートの艤装全体概要
以下に簡単なゴムボートの艤装全体概要を解説します。
スケルトン(骨組み)
このボートの艤装は、チューブ上に固定してあるスケルトン(骨組み)の上にイレクタージョイントを使用することで、すべての道具を固定しています。
スケルトン自体は、イレクターパイプと同じ太さのアルミパイプで骨組みを形成しています。
アルマイト加工してある28ミリのアルミパイプを使用することで、軽量化されてイレクタージョイントがそのまま使用できます。
スケルトンに取り付けるものも、すべてアルミパイプとイレクタージョイントを使用しています。
バッテリー
バッテリーを囲う大きさで、アルミパイプの枠を作り、スケルトンにイレクタージョイントで固定しています。
バッテリー自体の固定は、ゴムロープを利用しています。
ゲスト用・自分用・その他小物入れ
RVボックスの底にイレクタージョイントを取り付けてスケルトンにハメ込んでいます。
脱着可能で、ゴムロープは使用していません。
ハメ込んでいるだけで十分に固定できます。
同乗者は、自分の釣り具をすべてゲスト用小物入れに移し、バック自体はボートには載せないようにしています。
釣り台(テーブル)
コンテナボックスの底にイレクタージョイントを取り付けてスケルトンにハメ込んでいます。
釣り台は、ロッドホルダーを取り付けるので、念のためにゴムロープで脱落防止をしています。
ロッドフォルダー(3連)
ロッドフォルダーにイレクタージョイントを取り付けて、スケルトンにハメ込んでいます。
ハメ込んでいるだけで十分に固定できます。
獲物用・食料入れ用クーラー
クーラーを囲う大きさで、アルミパイプの枠を作り、スケルトンにイレクタージョイントで固定しています。
クーラーの横にゴムロープを引っ掛けて脱落防止をしています。
2人で1つの獲物用クーラーを使用します。
スパンカー
エンジンマウントにスパンカー取り付け具を万力で取り付けて、固定します。
さらに、4か所をロープでスケルトンに繋いで固定します。
GPS魚探
自分用小物入れには、GPS魚探の本体とアンテナが脱着できるように、専用の取り付け具を固定しています。
ハンドコン・表刺し舵取り付け具
ハンドコンと表刺し舵用取り付け具をスケルトンにイレクタージョイントで固定します。
アンカーロープ
アンカーリール本体の4本の足に合わせてアルミパイプで枠を作り、4本の足に合わせて穴をあけ、そこにアンカーリールをハメ込んで結束バンドで固定します。
その枠をスケルトンにイレクタージョイントでハメ込んで固定します。
フォールドダウンシート(椅子)
フォールドダウンシートの裏に取り付けたイレクタージョイントをスケルトンにハメ込んで固定します。
ガソリンタンク
ガソリンタンクは、スケルトン上には固定できなかったので、そのまま正規の位置に付属のベルトで固定しています。