ゴムボート釣り 艤装|全体図
ゴムボートは、艤装をすることによって、すべての釣り道具をチューブ上に載せることができるんです。
メインフレームと呼んでいる、アルミパイプで作った骨組みをチューブ上に取り付けることにより、全ての釣り道具がメインフレーム上に設置可能な状態にしています。
通常モード
荷物を全てメインフレーム上に載せたイメージは、こんな感じです。
これは、普通に釣りをする場合の配置です。
再配置可能
マルイカやヤリイカ、スルメイカを狙う時は、以下のように配置換えをします。
イカヅノ用のマットを貼り付けた、つり道具ケースとつり台を配置替えすることにより、目の前にイカヅノマットが来るようにします。
そうすることにより、イカヅノの回収とリリースが行い易くなります。
スケルトンの幅は、すべて同じなので、どこにでも配置することができます。
ボートの幅から外にはみ出ない位置
スケルトン上の荷物は、どこに置いても、ボートの幅よりはみ出ないように設計しています。
ボートの幅よりもはみ出てしまうと、何かに接触した時にスケルトン上の荷物が脱落してしまう可能性があるからです。
もしも、これからゴムボートのスケルトンを自作する人がいたならば、是非ともその点は気を付けて欲しいと思います。
足元楽々
このように、すべてのつり道具をチューブ上に載せることにより、足元には一切荷物を置かずに釣りに専念することができるんです。
足元につり道具がかさばって、足の置き場も無い状態だと、結構イライラするものです。
折角、魚がかかっても、取り込みに失敗して逃げられてしまうようなこともあり得る話しです。
持ってきたバッグは船内には持ち込まない
釣り道具を入れていたバッグも直接船内に持ち込むと、魚がくっついたり、海水をかぶったりして汚れるので、すべて小物入れに移します。
持ってきたバッグは、クルマの中に置いて行くので、帰りもきれいなままで使用することができます。
クルマの中も汚れずに済むし、釣り道具を移す手間もそれほどかかりません。
ちなみに、私はボート上の小物入れに釣り道具を入れっぱなしなので、移す手間もありません。
釣りのスペース
釣りをするスペースは、自分とゲストひとりでは余裕で快適です。
お互いに真逆を向いて釣りをすることになるので、全然邪魔をすることはありません。
しかし、何か会話をする時は、お互いに相手の顔を見ようとするので、面と向かってしまうと40cmくらいになるので、男同士の場合は気持ちが悪いです。
異性の場合は、相手がお気に入りの人ならば、恋に陥る可能性もあるかもしれませんね!?
パーソナルスペースの中に入っている状態なので。
操船
操船をする人は、釣りをする体制のままでアクセルを握るので、物凄く楽です。
ポイントに着いたら、そのまま釣りをするだけなので、いちいち体制を変える必要がありません。
それに、常に横向きの体制なので、左足で踏ん張ることができるので、バランス感覚は抜群です。
パラシュートアンカーのセット・回収
パラシュートアンカーなら、操船者がそのままの体制でセットすることもできるし、回収することもできます。
パラシュートアンカーは、大きくなると、意外にセットも回収もコツがいるので、同乗者が素人の場合、うまく扱うことができません。
そんな時に、操船者がパラシュートアンカーは、扱った方がいいと思います。
通常のアンカーのセット・回収
通常のアンカーの場合は、船首のDリングに繋がないと都合が悪いので、その時だけゲストの方にお願いします。
ワンタッチでDリングにクリップを引っ掛けるだけなので、説明をすれば子供でもセットすることが可能です。
しかし、通常のアンカーの場合は、簡単に外せない場合が多いので、そんな時はゲストにクリップを外してもらい、操船者がそれを受け取ってアンカーを海底から操船する位置で外します。
うまいこと外れたら、ゲストにアンカーリールを巻いてもらい、回収します。
釣り台
コンテナで作った釣り台は、安定感抜群です。
喫煙者は、タバコを入れておくこともできるし、灰皿替わりに空き缶を入れておくことも可能です。
ちょっとした釣り道具も、そのまんま入れておくこともできるし、エサなんかも釣り台に入れておきます。
竿掛けを取り付けているので、コンテナの劣化には注意が必要です。
こまめに水洗いをすることで、ほとんど劣化は防げます。