釣りとは?
当サイトで言っている釣りとは、魚を釣るということを言っています。
その際、目的の対象魚を釣ることが目的であり、目的の対象魚を釣るためには以下の要素が重要だと考えます。
目的の対象魚を釣る要素
- ポイント
- 餌(エサ)
- 仕掛け
- 道具
- 集中力
つりは、この要素に尽きると思います。
番号は、重要な要素順になっています。
釣りで最も重要な要素はポイント
つりで最も重要な要素は、ポイントです。
幾ら目的の対象魚をつりたくても、その場所に目的の魚がいなければ、絶対に目的の魚をつり上げることはできません。
自分が目的の対象魚をつりたいと思った時、その場所では果たして目的の魚が釣れるのかを下調べする必要があるでしょう。
初めて行くつり場では、下調べ情報が詳しければ詳しい程、目的の魚をつり上げる確率が、大幅にアップすることは間違いありません。
例えば、「神奈川の城ケ島では大型のクロダイが釣れる」という情報をゲットしたとしても、恐らくクロダイは釣ることができないでしょう。
「城ケ島のクロダイつり1級ポイントは、長津呂(ながつろ)やホテル下などがあります。」という情報をゲットしたとします。
城ケ島の地図を検索し、そのポイントに入ることができたとしたら、グ~ンとクロダイをつり上げる確率が上がると思いませんか?
このように、つりではポイントについての詳細情報が、非常に重要なポイントということは間違いありません。
時期によっても、その場所には目的の魚がいないということがあるので、つり情報を収集するには、直近の新しい情報を収集することがとても重要なことです。
釣りで2番目に重要な要素は餌(エサ)
無事、目的の魚が釣れるポイントに入れて釣りを開始したとしても、使用している釣り餌が目的の対象魚が食わないような餌だったら、絶対に魚は口を使ってくれません。
ルアーも同様で、ルアーに魚が口を使うような動きを与えられなければ、目的の魚は絶対に釣り上げることができないわけです。
ルアーの場合は、魚が口を使うような動きを与えることは経験値がものをいいますが、釣り餌は狙う対象魚が好むような餌を使う必要があるんです。
同じ魚種でも、地域によっては全く違う餌を好む場合もあるので、これもまた予めの下調べが必要です。
釣り餌も、ポイントと同様に、季節によって魚の好みが変わる場合があります。
小学生時代に近所の池でコイ釣り
私の経験では、小学校時代に近所の池でコイ釣りをしていた時、時期によるコイ釣りの餌の違いに驚かされました。
ある時は、「キジ(ミミズ)」にしか口を使わなくなったり、ある時は「アカムシ」でコイが爆釣(ばくちょう)したりしました。
そして、またある時は、小麦粉を練ったもので爆釣したり、パンの耳で爆釣したりとさまざまでした。
時期は、定期的にそうなるわけではなく、強いて言うとコイの気まぐれ!?
なぜ、そのような現象が起きるのか?
小学生だった私には、皆目見当もつきませんでした。
神奈川県の大津でアジのサビキ釣り
神奈川県の大津では、手漕ぎボートでアジのサビキ釣りをやった時です。
竿を3本出しにして、サビキをピンクスキン、白スキン、サバ皮のサビキで釣りをしました。
その時に、アジが釣れたのは、白スキンのサビキばかりで、ピンクスキンとサバ皮ではほとんどアジが食わなかったことがありました。
しかし、それはその後もそうかというと、私の経験ではその時だけの現象でした。
釣り居酒屋「ざうお」
釣り居酒屋の「ざうお」に行った時、釣り餌は「オキアミ」を使うのですが、一定の時間、一切マダイが口を使わない時間がありました。
その時間は、正味15分くらいでしたが、その間、どこからもいつもはすぐに口を使うマダイが全く釣れなくなってしまったんです。
そうかと思えば、普段は滅多に口を使わないシマアジが、急に入れ食いになり、どこかの子供が次から次へとシマアジを釣り上げていました。
「ざうお」は、釣れるのが殆どマダイで、シマアジは釣りたくても釣り餌を食ってくれないので、釣ることができないのですが、その少年がやった時は、入れ食い状態でシマアジを3匹連続で釣っていました。
ちなみに、「ざうお」では、シマアジの方がマダイよりも高価なので、その子供の両親が目を丸くして驚いていました。
このように、潮の影響を受けないような都会の居酒屋でも、一斉にシマアジの食いが立ち始めたり、マダイが一斉に口を使わなくなるような現象が起こるんですよ!!
こうなると、もうわけがわからないですよね!?
だから、釣り餌は直近の情報を仕入れて、複数揃えることが重要なんですよ!!
釣り場の近所の釣り道具屋さん情報は、是非ともゲットしたいところですね!!
釣りで3番目に重要な要素は仕掛け
目的のポイントに入ることができ、無事目的の対象魚を掛けることができても、その魚に合ったバランスの仕掛けを使用していないと釣り上げることができませんよね!?
50cmくらいあるマダイを掛けたとしても、1号くらいの細いハリスの仕掛けを使っていたとしたら、切られて逃げられてしまうでしょう。
また、コイを釣るのにタナゴ釣り用の小さなハリを使うと、いざかかった時に外れてしまうでしょう。
クロダイやメバルは、目が良いのでなるべく細いハリスを使うと聞きます。
そのような魚に、10号、20号といった太いハリスを使えば、警戒して餌を食ってはくれないでしょう。
そういえば、以前ヤフーの掲示板で手漕ぎボートの掲示板があったのですが、そこで常連の人が「私はなるべく太いハリスを使うので、滅多に切られることがない」と、他の人にも太いハリスの仕掛けを勧めている人がいました。
私は、それを聞いて「漁じゃないんだから!!」といつも心の中で思っていましたが、最後まで口には出しませんでした。
私の信条に「最低限の細いハリスで釣りをしたい」というのがあるのですが、それって拘りなので人に強要するものではありませんね!!
でも、サビキはサバがかかった時の縮れ(ちぢれ)を考えて、私は必ず2号のハリスのものを選ぶようにしています。
釣りで4番目に重要な要素は釣り道具
釣り道具は、主に釣り竿とリールを指しますが、やっぱり高価な釣り竿やリールはその性能に優れています。
だから、安価なものよりも全然無理が効くんです。
釣り竿
釣り竿は、高価なものは大物がかかった時の限界が「どこまでシナルんかい!!」というぐらい無理が効くので、やっぱりより高価なものが欲しくなるんでs。
今や、狙う魚種毎に何種類も釣り竿が市販されているので、高価なものは10万円以上するものさえあります。
シロギス釣りの竿にしても、高価なものはシロギス釣り用に考えて作られているので、かかった時の感触が物凄く良い感じになるんです。
そこが高価なものと安価なものの違いです。
しかし、魚を釣るという観点からは、一番贅沢なところなので、それほど必要性は感じられません。
だから、優先順位は4番目です。
リール
リールは、高価なものと安価なものの違いは、やっぱりスプール性能でしょう。
スプールというのは、大きな魚がかかった時に、釣り糸が出ていくように調整できる機能です。
性能が良いほど、釣り糸をスムーズに出ていくように調整することができます。
でも、スプールの性能は大きな魚がかかった時以外、あまり必要無いです。
性能がいいものに越したことはありませんが、あまり高価な必要はないと私は思います。
釣り竿もリールも、高価なものはそれらの違いがわかるようになってからで十分です。
釣り初心者のうちは、絶対に安価なもので十分です。
集中力
最後に集中力ですが、釣りは対象魚がいつ食ってくるか、待ち続ける集中力が重要です。
瞬時に当たりを合わせなければならない釣りは、尚更常に集中していなければ、魚を1匹逃してしまう可能性があるからです。
釣り道具よりも集中力の方が重要なのですが、集中力はソフト的な要素なので、優先順位を最後にしました。
集中力が途切れてしまうと、釣りに集中できなくなってしまいます。
私の連れもそうですが、ボートで一緒に釣りをすると、食後に眠くなってすぐに眠りにつく友人がいます。
そのような時に、決まって竿先が揺れるんですよ!!
しかし、目を覚まして合わせを入れてみても後の祭りなんです。
私は、そう考えているので、最初から最後まで、集中力を途切らせたことがありません。
少なくとも、そういう意識で毎回釣りに臨んでいます。