ゴムボート釣り 艤装|スパンカー取り付け
スパンカーをボートのトランサムに取り付けるための艤装です。
ベニア板に、手すり用に市販されている、直径32mm、長さ30cmのステンレスパイプとそれを止めるアルミダイキャストで作られた金具を利用しています。
金具は、手すり用の端の部分と真ん中の部分用のものを1つづつ使用。
その下に付いているのは、カムクリートです。
カムクリートというのは、間にロープを通しロープを引っ張った状態で固定する役目をします。
1つは、スパンカーの帆を上げ下げするロープを固定します。
もう1つは、スパンカーを固定するために座板とメインマストの上部を繋ぐロープを固定します。
裏の面には、上部にトランサムに引っかける部分をベニア板で作成。
その部分をトランサムに引っかけて、市販されている万力2つで固定します。
ステンレスのパイプにスパンカーを指し込んで、使用します。
注意をしなければならないいのが、エンジンを上げた時の状態でスパンカーのブームとエンジンが接触をしないような高さに調整する必要があります。
何かのタイミングで、エンジンを上げなければならない局面を迎えた時、スパンカーのブームと接触していたのでは、エンジンを上げることができません。
かと言って、スパンカーのブームの位置があまりにも上の方に行き過ぎても、結構、間抜けに見えてしまいます。
スパンカーのブームの位置は、エンジンを上げた時、ぎりぎりに接触をしない程度が、私は一番カッコイイのではないかと思います。
今回、私が購入したカムクリートは、ロープを輪にくぐらさなければならないタイプのもので、その影響でロープの端を結ぶことができませんでした。
その結果、ロープの端がどんどんとほつれてきてしまいました。
ロープはほつれないように、端っこを結ぶ必要があるため、この手のカムクリートは、使用しない方がいいです。
デッドスロー装置の開閉用に使用するクラムクリートの方が、ロープをはめて固定するだけなので、おすすめです。